弊社の創業は1981年、先代までの『竹本鋳造所』として西三河地区の地場産業である鋳物製造をしておりましたが、まったくの新分野である樹脂コーティング業に参入。
それまでの鋳造業の知識や設備を生かしポンプ、バルブなどの鋳物部品への防錆処理としての『ナイロンコーティング』を中心に現在まで至っています。
弊社で主に使うナイロンの粉体塗料は商品名『RILSAN ナイロン11』でありフランス・アルケマ社で製造されています。
弊社とアルケマ社の『RILSAN ナイロン11』とのお付き合いは、弊社が創業当時はアトケム社(現アルケマ社)と東亞合成化学工業との合弁会社『日本リルサン』が
『RILSAN ナイロン11』を販売しており、名古屋市港区の東亞合成化学工業の敷地内にコーティング試験センターがあり、新参者の私に技術指導や研修、フランス・アトケム社のセルキーニ工場見学など参加させて頂き大変なお力添いを得ることが出来ました。
現在、東亞合成化学工業は合弁契約解消によりアルケマ・ジャパン一本の販売となりましたが、当時の『日本リルサン』の人たちには弊社を育てていただき大変感謝しております。
そのような経緯もあり、今後も『RILSAN ナイロン11』のナイロンコーティングを人々に広く知らしめることやお役に立てるよう施工していくのが私の使命として考えております。
フランスのアトケム本社前にて 1991年